NZ第2四半期生産者物価指数結果
昨日(17日)早朝、NZの第2四半期生産者物価指数が発表されました。市場はあまり重要視している経済指標ではありませんが、物価関連指数ですので、ご参考までに纏めてみました。
生産者物価は比較的大きな数値になっています。上記表の@−Aが実質物価と見られます。年率ベースでかなりの上昇幅を示しています。これが消費者物価に波及してくるとデフレ脱却になりそうです。
またBの農産物業者の物価指数は昨年4Q時点で年率▼0.2%(下図)でしたが、+1.1%となり、NZ経済にとっては良好な数値になってきました。
ご参考まで上図は2016年4Qの年率ベース数値です。(横軸の数値の最大が3.5%になっています。)
また同時に発表されている2017年1Q期での輸出入物価指数は
輸出:前期比+8.0%、(前年比+8.1%)
輸入:前期比+2.7%、(前年比+0.3%)になっており、
貿易関係では輸入物価がまだ改善していない様です。為替も1要因になっていると思われます。
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