ドル円とユーロドルのトレンドライン
ドル円、ユーロドルとも長期的なドル安トレンド自体にはなんら変化はありませんが、明日の雇用統計を前にしてユーロドルが1.19台まで上伸する動きには少々驚ろかされました。この調子だと、1.20の大台を示現するまでは調整が入らないのではないかと思わされます。
ただ、ごく短期的なザラ場チャートではなかなか微妙な水準に来ていますので、以下の1時間足チャートをご覧ください。
ドル円、ユーロドル一時間足
上段のドル円も下段のユーロドルも先週26日のドル高値からのチャンネルを表示しています。こうしたチャンネルを引く場合、目立った高値・安値を起点に2点を結んだラインを引き、それに対して平行線を引くのが基本となります。上段のドル円を例に取ると26日のドル高値と2日高値を結んだレジスタンスライン(ピンクの太線)と平行に引いたラインを27日安値を起点とした位置に合わせています。ユーロドルも方向は違いますが、同様の考え方で引いてあります。
このチャートを見ると、超短期的にはドル円もユーロドルも太い基準となるトレンドラインに近い位置にあり、ここを維持すればドル安継続、抜けるといったん雇用統計を前に利食いの調整が入りやすいという見方をしています。
オーダー/ポジション状況
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