豪州2017年1Q消費者物価指数結果(2017年4月26日)

オーストラリア統計局は4月26日に2017年第1四半期の消費者物価指数(CPI)を公表しました。

豪州2017年1Q消費者物価指数結果(2017年4月26日)

豪州2017年1Q消費者物価指数結果

オーストラリア統計局は4月26日に2017年第1四半期の消費者物価指数(CPI)を公表しました。内容は四半期ベース比では+0.5%(予想+0.6%)、前年比ベースでは+2.1%(同+2.2%)となりました。予想よりは若干下回りました。

豪州2017年1Q消費者物価指数結果

                       要因

第1四半期CPIは中銀目標レンジ内に入ってきました(下図)。オレンジ色の政策金利を上回るCPIになりましたので、今後のCPI数値次第とはなりますが、当面は緩和見送りになりそうです。但し、内容的にはアルコール&タバコが物価上昇を牽引しているので、急な引き締めに入る時期ではないと思われます。

豪州2017年1Q消費者物価指数結果 2枚目の画像

           前年比ベースと政策金利…緑の線は中銀のインフレ目標金利

為替は指標発表前、0.7540米ドル付近で推移し、発表後に0.7553米ドルまで瞬間跳ねましたが、数値は予想を下回り、内容的にインフレ項目がアルコールやたばこなどに偏っていたことや、米ドルが強くなっているので、豪ドルは反落し現在は0.7515〜20米ドルで推移しています。まだ0.7490〜0.7610レンジ内での推移となっていますが、目先は米ドルが強いので、下限の0.7490米ドルサポートを維持できるか微妙な動きになっています。切れると0.7430米ドルが次のサポートになります。(4月26日15時00分、1豪ドル=0.7518米ドル)

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