ドル円続伸、日本株は上昇後伸び悩む(2017年3月2日)

本日の東京市場では朝方、FRBのブレイナード理事が「米景気が想定どおり改善すれば、追加利上げは早期に適切となる」と発言。

ドル円続伸、日本株は上昇後伸び悩む(2017年3月2日)

ドル円続伸、日本株は上昇後伸び悩む

本日の東京市場では朝方、FRBのブレイナード理事が「米景気が想定どおり改善すれば、追加利上げは早期に適切となる」と発言。
ハト派で知られる同氏が三月利上げを容認したと受け止められたことからドル円は114円台に上昇しました。

一方で日経平均株価も円安と海外の株高を受けて、海外の先物市場での取引値近辺の19,600円台へ朝方から上昇しましたが、その後は方向感をなくしもみ合った後やや下げて171円高の19,564円で終了しています。

昨日はトランプ大統領の演説の成功に短いユーフォリアが広がった米市場ですが、日本時間の昼前にワシントンポストがセッションズ司法長官が昨年の米大統領選の期間中駐米ロシア大使と2回にわたり会っていたと報じており波紋が広がっています。
セッションズ司法長官は「ロシアの当局者と選挙の問題を議論したことはなく、このような主張は訳がわからない」と即座に反論していますが、就任の承認を得るための上院の公聴会でトランプ陣営の代理人とロシアの接触については知らないと述べており、もちろん自らの接触については触れていません。

つい二週間前にはまったく同じ大使との接触が原因でフリン大統領補佐官が辞任に追い込まれており、この件がセッションズ司法長官の進退に及ぶ可能性があるのか今後の成り行きが注目されますが、フリン氏の辞任に際しても特に金融市場はリスクオフの動きとはならなかったことから、いずれにせよ株、為替影響は限定的と思われます。

今晩米国市場では22:30からの新規失業保険申請数以外にはめぼしいイベントもなく基本的には日本時間4日未明のFRB正副議長の講演待ちです。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちで始まっています。

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