ユーロドル:2月13日のファンダメンタル分析
テーマ:ルペン・リスクに注目。
足元のユーロ圏へのリスクは
1. 第一にブレグジット
2. 第二に期限の目途とみられる3月9日を控え、ギリシャ懸念
3. ですが、足元での影響度が大きいのはフランス大統領選挙に関してのルペン・リスクなのではと考えます。
ユーロ圏では、今予定されている政治日程は
オランダの総選挙、
フランスの大統領選、
ドイツの総選挙
イタリアでも年内に総選挙が実施される可能性があります。
先週にはパリでテロ事件が発生したりと、対抗の中道派候補達がスキャンダルに苦しんでいる中、
世論調査でも着実に支持率を高めてきているルペン党首、フランスで極右政党政権の誕生がとても現実的になっています。
今後のユーロ圏の動向には要注意です。
本年度のユーロ圏での政治リスクが過ぎ去るまで、通貨ユーロの上値の重さは変わらないでしょう。
ユーロドル:2月13日のテクニカル分析
テクニカルには、上値、先年初来高値の2月2日の1.0829を試す上昇トレンド、先行スパン2の1.0826の上抜けを1月31日から試す動きは一旦終了したと判断します
目先は下値押しの強さに注目です。
前日は1.0607まで下押ししていて
基準線と転換線を下抜けていて
今は2本の先行スパンの間にあるものの
実勢値1.0634の下値にある先行スパン1は1.0562と、射程距離にあります。
今日もポイントは、日足の一目均衡表・転換線1.0725です
同線を下回っている限りは
1.19日安値の1.0588を試す流れと見ます。
2. その下は1.0562に位置する日足の一目均衡表の先行スパン1です。
上値目途は
1. 基準線1.0642、転換線1.0725の回復です。
2. その上値は今後1カ月程度横ばいと見られる日足の一目均衡表・先行スパン2の1.0821
今日のレンジは、1.0550~1.0700と見ます。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.04.24
ドル円 155円に急接近、円買い介入の行方は如何に(4/24夕)
東京市場はドルが小幅に続伸。連日の高値更新で、155円まであと数ポイントへと接近する局面も。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.24
東京市場のドルは154円90銭台での攻防、高値こう着想定だが一気に156円台まで走る可能性も(23/4/24)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、こう着感の強い地合いながら、一時154円91銭まで買われる場面が見られた。
-
日本円(JPY)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.24
日銀会合のポイント:物価見通し引き上げは想定線、植田日銀総裁も口先介入を明確に行うか注目(4/24)
今会合は、3月にマイナス金利の解除を実施してから最初の会合となる。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:NSJ
2017.02.13
ルペンリスクからのユーロ売り(週報17年2月第二週)
ユーロは、先々週のナバロ発言によるユーロ買いの圧力があるものの、ユーロ圏の政治リスク、特にフランスのルペン・リスクからのユーロ売り圧力のほうが強い。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。