ドル円下げ渋り、日経平均続落(2017年1月24日)

朝方のムニューチン時期財務長官のドル高警戒発言を受けて一時112円台半ばに円高が進行していたドル円は、

ドル円下げ渋り、日経平均続落(2017年1月24日)

ドル円下げ渋り、日経平均続落

朝方のムニューチン時期財務長官の「ドル高警戒発言」を受けて一時112円台半ばに円高が進行していたドル円は、日中は手がかり難の中で実需筋からの買いも出て下げ渋り、113円台前半を回復しています。一方円高進行を嫌気した日本株は続落、日経平均は103円安の18,787円で終了しています。

朝方の「ムニューチン発言」も中身をよく見てみると、ドル高への積極的な危機感の表明というよりは上院議員からの質問に淡々と回答したものの一部に過ぎず、回答全体としては強いドルを標榜する内容で、通貨安がテーマにされているのも主に中国の人民元。
やはり新政権移行を材料として消化しきれない市場が、本日も細切れの情報に飛びついて反応しただけのようです。

とはいえ、今のところ新政権の具体的な景気刺激策が見えない中で、オバマケア、TPP、NAFTA等の「破壊」だけが先行して目立っている現状では、市場は身動きがとれず、トランプ政権の決定的な準備不足が明らかになるリスクも軽視はできず、リスクオフの断続的な動きは今後もしばらくは続きそうな気配です。

本日米国では製造業PMI、中古住宅販売リッチモンド連銀製造業指数等の指標の発表が予定されています。

また、今晩は20時よりトルコ中銀の政策金利発表が予定されていますが、政策金利引き上げが予想されており、注目されます。他に南アフリカ中銀も今晩政策金利を発表予定(時間未定)ですが、こちらは変更は予定されていません。

序盤の欧州株価指数先物はおおむね堅調に推移しています。

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