ドル円弱含み、日経平均下落(2017年1月23日)

実質「トランプ時代」のスタートとなる週明けの東京市場では未だ方向感をつかめないまま、

ドル円弱含み、日経平均下落(2017年1月23日)

ドル円弱含み、日経平均下落

実質「トランプ時代」のスタートとなる週明けの東京市場では未だ方向感をつかめないまま、ドル円は113円台前半に下落、日経平均も246円安の18,891円と再び19,000円割れで取引を終了しました。

トランプ大統領は就任式当日には財政政策、減税策、インフラ投資等の具体策を置いて、TPPからの離脱や、NAFTA再交渉等の保護貿易主義的な方針を示し、第一号の大統領令としてオバマケア関連の規制見直しを関係機関に指示、週末は就任式への参加人数をめぐるマスコミとのあまり意味のあるとは思えない論争を繰り広げるなど今のところ予想以上に疑問符の付くスタート。

かといってトランプ氏から公約である各種景気対策が今後出てこないはずは無く、結局のところ、材料消化不足で目の前の事象に反応したに過ぎないものと思われます。
そのため、このまま一方的にドル売り、株売りが加速する感じもしないながら、しばらくはトランプ大統領の出方を伺い、その一挙手一投足に振り回される疲れる展開が続くものと思われます。

問題なのは今のトランプ大統領にとって「日本」の優先順位が高くないとうことはなんとなくわかっても、結局のところ日本をどう考えているのか、本当のところが見えてこない点でしょう。
今週なのか3ヵ月後なのか2年後なのかわからない将来に、突然先日のトヨタへのツイートのようなことを日本に対して言い出しかねない状況ではなかなか円や日本株で積極的に動くのは難しいといわざるをえません。

本日米国では重要なイベント、指標等は予定されていません。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面安。

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