ユーロの織り込む次のテーマ(2017年1月13日)

足元のユーロドルは、ユーロ自身の材料に乏しいため

ユーロの織り込む次のテーマ(2017年1月13日)

ユーロドル:1月13日のファンダメンタル分析

テーマ:ユーロの織り込む次のテーマは

足元のユーロドルは、ユーロ自身の材料に乏しいため
ドルの動きに影響される格好で、ユーロドルは左右に振らされてきました。

ただ、ユーロ圏にはもともと、イタリア懸念と、ブレグジットという大きなリスクをかかえています。
そろそろヘッドラインに出て来そうなので要注意です。
市場がどう織り込んでゆくのかを見極める局面でしょう。

ブレグジットの方はEU離脱に関して提出期限が3月と決まっているので、それまでには何らかのううごきがあるはずです。先日の英メイ首相の発言もあり、市場はハードなブレグジットを織り込みつつあります。

イタリア懸念の方は早くて来月にも選挙があるのではとされるものの、こちらはスケジュールがハッキリと
決まっている訳ではないので流動的な点、暫定政権の動きに要注意です。

今のところはドル主導の波乱含みの展開の中、リスク・オン相場が継続していますが、
20日の米大統領の就任式と、その後のトランプ次期米大統領の言動が、ユーロ圏の動きに影響してくるかもしれないので、そろそろ要注意です。

ユーロドル:1月13日のテクニカル分析

ポイント:6日から11日までの4日間はNYの引けが1.05台で、1.06台を維持できていませんでしたが、昨日は     やっと1.06台に乗せてNYが引けそうです。引き続きドルの動きに左右される相場は継続です。

テクニカルは、今は昨年の5月3日の昨年高値の1.1616を付けた後、高値・安値を順次切り下げてきている下げのトレンドンの中にあるとの見方に変わりありません。
足元は今年1月3日につけた1.0339を底値に上値戻しの調整で、下値の目途はこの1.0339との見方も変わりません。

足元の水準は、日足の一目均衡表の基準線の1.0608を上回って、その水準を維持する内は、高値更新の可能性が有と判断します。上値の目途は先行スパンの1.0777です。同線を上回ってくれば上値を試す展開と想定します。

日足の一目均衡表の基準線の1.0608を下回ってしまう場合には、ユーロの上値重く、日足の一目均衡表の転換線1.0497、その下は3日安値の1.0338が下値目途です。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る