ドル円、日経平均小動き(2016年12月28日)

年末を控えた東京市場では本日もドル円、日経平均ともに方向感のない小動きに終始しました。

ドル円、日経平均小動き(2016年12月28日)

ドル円、日経平均小動き

ドル円、日経平均小動き、方向感なし

年末を控えた東京市場では本日もドル円、日経平均ともに方向感のない小動きに終始しました。
今日はドル円の決済応答日が金融機関にとっての今年最終日30日月末のいわゆるスポ末に相当するせいか、10時前の仲値決定のタイミングで実需カバーと思われるドル円の買いが出て117.40から117.65へとするすると値が上がりましたが、動きはそこまでで午前中に今日の高値117.74をつけたものの高値追いともならずその後は方向間なく117円台半ばで推移しました。日経平均も前日終値付近でのもみ合いに終始したまま終値は前日比わずか1円安の19,401円で取引を終えました。

経産省生産の基調判断を上方修正、小売売上高も予想上回る

朝方発表となった11月の本邦の鉱工業生産は前月比+1.5%と市場予想の+1.7%を下回りましたが、前回0.0%より改善、産業用ロボット、自動車、パソコン等の情報通信機械や、スマホ向け半導体の生産が好調で、経済産業省は「生産は持ち直しの動きがみられる」と基調判断を上方修正しています。また、同時に発表された商業動態調査で小売売上高は前月比+0.2%と事前予想-0.5%より大幅に改善、意外な堅調さを見せました。

引き続き年末で材料難の中、海外の株式市場と原油先物は堅調に推移しています。
序盤の欧州株価指数先物は本日から取引が再開されえる英国のFTSE100指数を含め堅調に推移しています。

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