ドル円の出来高分析(1)(22/11/25)

出来高分析といったものも可能ではありますが、代替的な手段として使われるものにマーケットプロファイルという考え方があります。

ドル円の出来高分析(1)(22/11/25)

ドル円の出来高分析(1)

FXの場合の出来高というのは、FX業者ごとであるとか、あるいはCMEの通貨先物といった世界的に取引が行われている取引所取引といったケースでないとわかりません。そうした数字を使えば出来高分析といったものも可能ではありますが、代替的な手段として使われるものにマーケットプロファイルという考え方があります。

マーケットプロファイルとは、1日を30分単位で区切り、その区切りごとに取引されたレート(一定の値幅毎)にマークしていくという手法です。もみあいが続けばもみあいの値幅に団子状にマークが積みあがりますし、ワンウェイに動けばマークは急速に一方向に動くことになります。ただマーケットプロファイルは著作権の関係であまり目にすることは無く、さらにその代替的な手段が使われることが多いようです。

以下の例は、TradingViewで提供される出来高プロファイルという指標を使って、30分足チャートを表示したものです。

ドル円の出来高分析(1)

薄い水色の四角が1日で30分足48本です。左側のヒストグラムが出来高プロファイルで出来高が多いとヒストグラムが伸びます。今週月曜には高値圏での出来高が多いことや、水曜には高値圏と安値圏の2つの価格帯での出来高が多いことがわかります。他にも色の濃いヒストグラムは全体の70%の出来高を示していますが、簡単に判断できるように青の水平線による上限の範囲内が70%の出来高を、赤の水平線がもっとも出来高が多い価格を示しています。

こうした各種情報を使ってテクニカル分析を行いますが、通常は前日の出来高の各種情報に対して当日の始値の水準を見て取引を行うといったトレードがあります。もうひとつは今後のサポート、レジスタンスとして考えるといったこともあります。この後者の見方で2022年を見てみるとどんな感じになるでしょうか

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