オーストラリア 10月小売売上高の予想(22/11/25)

日本時間11月28日9時30分に発表予定です。

オーストラリア 10月小売売上高の予想(22/11/25)

オーストラリア 10月小売売上高の予想

来週月曜日の朝9時半に豪州10月小売売上高が発表されます。

10月小売売上高

前回9月は予想を上回りました。今回10月予想は+0.5%で、引き続き堅調な伸びが予想されています。下図を見ると、コロナ後起点の低い回復トレンド(赤い線)をはるかに越えており、2020年と2021年の高値を結んだトレンドライン(黒の線)もやや越え始めています。
前月の内訳は前月比で伸びの大きい順から、衣料(+2.0%)、外食(+1.3%)、食品(+1.0%)、その他小売(+0.2%)、一方でマイナスは百貨店(▼0.4%)、家庭用品(▼0.8%)となっています。
また、米・豪の2022年年初来からの伸び率は10月までで米国が9.47%に対して豪州は10.23%(10月予想値ベース)になっています。米国は10月が予想+0.5%に対して+1.3%だったことから大幅に伸びましたが、それでもまだ豪>米になっています。

オーストラリア 10月小売売上高の予想

(11月25日9時00分現在)

小売売上高

2018年12月を100にしたもの(コロナ後の低い回復トレンドは赤い線、高い回復トレンドは黒い線で記載しています。今回予想は青矢印)

小売売上高

下図は豪ドル米ドルの週足チャートです。今年4月4日週高値からの抵抗線A(=0.6720)があり、そこから平行に下したB(=0.6000)で豪ドル安トレンドを形成していましたが、2手前はトウバ線で上ヒゲだけの抜けでしたが、今週は実体で上抜けるか否かまできています。上抜ければ、方向性としては昨年5月10日週高値からの抵抗線D(=0.7500)が視界に入ってきます。
このAとD間で、目先は0.6800、0.6860〜70、0.6910、0.6960、そして0.7000の大台代わりの順に抵抗線があります。暫くはAと0.7000間で上下する可能性が強くなっていますが、ユーロ高にはA未満に潜り込まないことが重要になります。尚、10月10日週底値からのサポートがC(=0.6380)にあり、A未満になった時にここまでの押し目を想定しておきます。

小売売上高 2枚目の画像

(2022年11月25日12:50、1豪ドル=0.6767米ドル) 

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る