ランド円ショートコメント(22/11/21)

先週のランド円は、安値が7.97レベル、高値が8.12レベルと、大台は割り込んだものの予想レンジよりもかなり狭い値幅での動きとなった一週間でした。

ランド円ショートコメント(22/11/21)

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが、「大台割れの動きを考え7.95レベルをサポートに、8.20レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは、安値が7.97レベル、高値が8.12レベルと、大台は割り込んだものの予想レンジよりもかなり狭い値幅での動きとなった一週間でした。

先週のランドは、目立った材料が無い中でドルの動きとして、ドル円、ドルランドとも似たような動きとなっていましたが、前週の米国CPIでドル円が大きく下げた動きがまだ尾を引いていてドル円同様にランド円もやや上値が重たい地合いとなりました。

今週は24日に南ア中銀の政策金利発表がありますので、それまでは基本様子見、政策金利を見て動きがでるかどうかですが、24日は米国が感謝祭で祝日となることもあって、状況によって大きく動く可能性も否定できません。現状のコンセンサスは主要先進国と同じ0.75%となっていますが、主要先進国も今後の利上げ幅は0.5%に縮小するという見方がコンセンサスとなりつつあり、今回の南ア中銀は先行して0.5%の利上げに留めるかもしれません。その場合はコンセンサスよりも低い利上げ幅ということでランド売りが出そうですが、それでも最近のレンジ7.90〜8.27を割り込んでいくような下げは無いと見られます。

ここではコンセンサス通りの利上げ幅となる前提で7.95レベルをサポートに、8.15レベルをレジスタンスとする週を考えておきますが、利上げ幅が0.5%に留まる場合には上述したレンジの下限である7.90に近づくことも想定しておきたいところです。

ランド円ショートコメント

ランド円日足

注:ポイント要約は編集部

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