オーストラリア 8月小売売上高の予想(22/9/27)

日本時間9月28日10時30分に発表予定です。

オーストラリア 8月小売売上高の予想(22/9/27)

オーストラリア 8月小売売上高の予想

明朝10時半に豪州8月小売売上高が発表されます。

8月小売売上高

前回7月は予想を大きく上回りました。但し、6月+0.5%⇒+0.2%、5月+0.9%⇒+0.7%と下方修正されているので、これを勘案すると7月の実質は+0.8%になりますが、それでもかなりの好数値です。下図を見ても、昨年12月以降はかなりの拡大を見せており、先月は過去の高値を結んだ黒のトレンドラインを僅かとはいえ越えています。今回予想の+0.4%でもトレンドラインに当たっています。伸び率だけをみれば米国よりも順調な拡大をしています。
尚、前月の内訳は家庭用品(前月比▼1.1%)を除いて全てプラスとなり、伸びの大きい順から、百貨店(+3.8%)、衣料品(+3.3%)、外食(+1.8%)、その他(+1.6%)、食品(+1.2%)の順となっています。

8月小売売上高

(9月27日9時00分現在)

小売売上高

小売売上高

2018年12月を100にしたもの
(コロナ後の低い回復トレンドは赤い線、高い回復トレンドは黒い線で記載しています。今回予想は青矢印)


豪ドル米ドルは昨日のシカゴポジション353内で、「…現状は2020年3月の底値0.5507をトライする流れに入っています。強いサポートとしては0.6440〜50、0.6380〜90、0.6130〜40の順にあります」としましたが、昨日の底値は0.6438まであり、最初のサポートで止まり現在は0.64台後半で揉み合っています。流れはまだ2020年3月の底値方向となっています。

大きな流れで見ると、下図は月足チャートです。2021年2月高値からの抵抗線がA(=0.7550)にあります。そして今年4月高値からの抵抗線B(=0.7020)により急激に下落しています。2020年3月の底値をつける前にサポートされた2019年の横サポートC(=0.6660)を大きく下抜けており、目先は2020年5月底値のD(=0.6370)の寸前まできています。もしここ維持出来ないと、目指すは実体部分の底値E(=0.6115)トライになります。今月足は今日を含めて残り4日ですが、上値はC以上を回復して終わらないと、10月はDとEトライ、そして0.5507狙いの余地が広がります。その意味で、小売売上高が予想を下回るか、あるいはマイナスになると豪ドル売りが継続しそうです。

小売売上高 2枚目の画像

(2022年9月27日13:05、1豪ドル=0.6484米ドル) 

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る