ユーロドル1.02台を上下、一時レンジ上限を突き抜けるも、上値重く元のレンジへ
2日の東京市場でユーロドルは上昇後反落。朝方1.0262レベルで取引が始まったユーロドルは、時間外の米長期金利の低下に、序盤は上値試しとなり、最近のレンジを上抜けて一時1.0294まで上昇しました。しかし、米株先物も下落を続ける中、ユーロドルは米長期金利低下のピークを待たずに反落。その後は1.0275あたりをセンターにしたもみあいに転じました。夕刻欧州勢参入後は一転してユーロ売りとなり、一時1.0216まで下げた後、東京時間18:00現在は1.0243レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、欧州圏7月製造業PMIの好調や、米金利の低下にユーロドルは米国時間にかけ高値1.0275まで上昇、そのまま高値圏でアジア時間につなぎました。
テクニカルにはユーロドルは、本日午前の上昇で、一時最近のレンジ上限となっていた基準線、1.0283レベル等を上抜けましたが、1.03が重く、結局元のレンジに押し戻された形です。
序盤の欧州主要株価指数はまちまち。今晩この後重要な経済指標の発表等は予定されていませんが、ペロシ米下院議長が中国の反発を押し切って、今晩台湾を訪問するとされており、同議長の率いる議員団の動向と、中国の対応には要注目です。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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