ユーロドル1.07台、直近高値更新後に反落
27日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。前日海外時間に堅調に推移した流れを受けて、朝方1.0725の高値圏で取引が始まったユーロドルは、リスクセンチメントの改善と米長期金利の低下傾向に上値を伸ばし、午前中一時1.0765の高値をつけました。ただ、その後は伸び悩み夕刻にかけ1.0750割れまでじり安となりました。欧州勢参入後は、米長期金利が上昇に転じたことから一段と売りが強まり、東京時間18:30現在は1.0726レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、欧州株の堅調推移や、根強いECBタカ派傾斜観測と欧州債利回りの上昇を背景に、ユーロドルは米国時間午後にかけて高値1.0732まで反発。そのまま高値圏で東京市場につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは3営業日のもみあいを経て再び上昇基調に転じています。1.05台半ばから1.06にかけ基準線、転換線、21日移動平均線等がサポートしており、下方向は底堅そうです。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は21:30に米4月個人所得・消費支出、PCEデフレーター、および卸売在庫、23:00にはミシガン大消費者信頼感指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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