オーストラリア 4月小売売上高の予想
(発表5月27日、日本時間10時30分予定)
明朝10時半に豪州4月小売売上高が発表されます。
4月小売売上高
前回3月は予想を大きく上回りました。下図を見ると、昨年12月に大きく落ち込みましたが、その後の回復は目覚ましいものがあります。今年1月までは赤の上昇トレンド内で推移していましたが、2月以降は一段と拡大して、コロナ後に何回か急伸した高値を結んだ黒のトレンドラインまで上昇しています。今回4月予想は+1.0%で、丁度そのラインに当たる位までの伸びとなっています。
尚、前月の内訳は全てプラスとなり、大きい順から、百貨店(+4.1%)、家庭用品(+3.4%)、外食とその他(各+2.0%)、食料と衣料(各+0.5%)となっています。但し、全体に占める割合は3月時で、食料38.5%、家庭用品18.4%、その他15.7%、外食13.5、衣料8.4%、百貨店5.4%になっており、食料の伸びがポイントになりそうです。
(5月26日12時00分現在)
小売売上高
2018年12月を100にしたもの(コロナ後の低い回復トレンドは赤い線、高い回復トレンドは黒い線で記載しています。今回予想は青矢印)
下図は豪ドル米ドルの日足チャートです。4月5日高値からの抵抗線A(=0.7055:週初は0.7100)を上抜けています。ここ3日間は0.71を挟んで上下しています。過去の押し目の安値や戻りの高値を結んだ横線がAと同じ水準のB(=0.7055)にあり、これも現在まで上抜けています。また直近底値からのサポートC(=0.7045)も守られています。この0.7045〜55ゾーンにはサポートが集まっている水準となっています。この状態で行けば、流れはD(=0.7250)方向狙いになっています。ただここ2〜3日間で横這っているので、もし5月12日底値からのCを切り、更に心理的サポートの0.70まで下回ると、再度E(=0.6860)までの2回目トライが先行することになりそうです。
(2022年5月26日14:45、1豪ドル=0.7068米ドル)
オーダー/ポジション状況
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