ユーロドル、米CPI発表前の米長期金利低下にじり高推移(5/11夕)

11日の東京市場でユーロドルはじり高推移。

ユーロドル、米CPI発表前の米長期金利低下にじり高推移(5/11夕)

ユーロドル、米CPI発表前の米長期金利低下にじり高推移

11日の東京市場でユーロドルはじり高推移。朝方1.0529レベルで取引が始まったユーロドルは、昨晩海外市場で持ち直した米長期金利が再び低下に転じるに従いじりじりと値を上げ、1.0550を回復しました。夕刻欧州勢参入後は、米金利低下とユーロドルの上昇が加速。米10年物国債利回りは一時2.92%台に低下、ユーロドルは一旦1.0576まで上昇し、東京時間18:30現在は1.0561レベルで取引されています。

昨晩海外市場ではバイデン大統領がインフレ対策演説でFRBの利上げを支持、FRB関係者からもタカ派的な発言が相次ぎましたが、米長期金利はCPI発表前の調整的動きもあり米国時間序盤までは低下しました。ユーロドルは1.05台で方向感なく推移し、1.0530レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、本日1.0563レベルの転換線に絡む動きで、横ばい推移が継続方向感に欠ける動きです。
市場は今晩21:30の米4月CPI発表待ち。引き続き高率ながら前月を下回る年率8.1%が市場コンセンサスとなっており、インフレ率のピークアウトへの思惑も市場不安定化の要因となりそうです。

序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高。今晩この後、米国4月CPIの発表は21:30、その後23:30に週間原油在庫統計の発表が予定されています。

ユーロドル、米CPI発表前の米長期金利低下にじり高推移

ユーロドル日足

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