日米財務相会談(22/4/21)

本日21日に日米財務相会談が開かれますが、今回はG20よりもG2の注目度のほうがはるかに高いと言えそうです。

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日米財務相会談(22/4/21)

日米財務相会談

ワシントンで開催されたG20はロシアが出席したことで米国のイエレン財務長官をはじめ複数の国の代表が退席、共同声明の採択も無し、と異例の展開となりました。そして本日21日に日米財務相会談が開かれますが、今回はG20よりもG2の注目度のほうがはるかに高いと言えそうです。

最近の急速に進んでいる円安についても議論されるでしょうが、介入実施の合意に至る可能性は限りなく低いでしょう。米国は為替レートは市場参加者が決めるというスタンスですし、現在のように高インフレ下ではドル高が輸入物価を抑える効果があるため、ドル高の流れを変えるような介入には反対のはずです。

もっとも日本寄りの発言が出る場合でも「急速な円安の動きに対して懸念を共有する」といった程度の発言に留まるでしょうし、場合によっては為替についても協議したと具体的なことへの言及が無いまま終わる可能性も高そうです。

いずれの場合でも、下がったら買い、上がっても買いというドル高の流れには変わりは無く、今夜にも130円の大台を見る可能性には注意しておきたいものです。また先週のコラムで超長期チャートを見ましたが、中期的には2002年高値の135円台を見に行く可能性も高いでしょう。引き続き悪い円安の流れは簡単に止まりそうもありません。

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