オーストラリア 11月失業率の予想(21/12/14)

日本時間12月16日9時30分に発表予定です。

オーストラリア 11月失業率の予想(21/12/14)

オーストラリア 11月失業率の予想

16日朝9時30分に豪州失業率関連の指標が発表されます。

オーストラリア 11月失業率の予想

(12月14日14時00分現在:直近の数値の再確認をお願いします)

(1)就業者数

前回10月数値はプラス予想でしたが、結果は大きなマイナスとなりました。
10月11日までロックダウンをしていたので、予想自体が高かった様な気がします。今回はロックダウン明けで一気に回復する見込みになっています。下図を見ると、11月予想はコロナ前の2020年2月高値(赤い線12,985千人)よりも超えてきました。今回の数値が15万人以上なら、コロナ前を回復することになります。

就業者数推移

就業者数推移

(赤い線:コロナ前高値(2月)を基準に引いた線、青の矢印は11月予想)

(2)失業率

10月の結果は5.2%と、予想よりも大幅に悪化しました。ロックダウン明けで求職が増えたことになります。下図の(2)を見ると、2018年時の最低限5%(赤の横線)を越えていますが、今回予想は丁度その5%になっています。移動平均線は一貫して5%未満になっているので、このままいけば10月は一過性のものと言えそうです。

就業者数推移 2枚目の画像

下図は豪ドル・米ドルの週足チャートです。強い横サポートA(=0.6990〜0.7000)と抵抗線B(=0.7570)、一段下のC(=0.7460)でディセンディングトライアングルを形成しています。
このレンジ間でD(=0.6950)の急減な豪ドル安の抵抗線を上抜けかけています。一度下抜けたサポートE(=0.7220)を越えてくれば確認できます。そうなるとトライアングルに沿って戻り高を試す相場に入れます。
他の通貨ペア同様に、FOMCやECB等の材料で、Aを切るか、Eを越えるかが目先の動きになりそうです。特にAを切った場合は一段の豪ドル安が予想されます。尚、細かいサポートと抵抗線はシカゴポジション312を御参照願います。

就業者数推移 3枚目の画像

(1豪ドル=0.7114米ドル、12月14日15時45分現在) 

オーダー/ポジション状況

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