ランド円ショートコメント(21/11/29)

先週のランド円は安値が6.89レベル、高値が7.27レベルと、予想以上のランド安の動きとなりました。

ランド円ショートコメント(21/11/29)

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「大台7.00レベルをサポートに2週前の安値圏7.35レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が6.89レベル、高値が7.27レベルと、予想以上のランド安の動きとなりました。

新興国通貨にとって米金利上昇は悪材料となるのですが、それ以上に南アフリカ発の変異株オミクロン株が感染力が強く、ワクチンが効かない可能性が高いというニュースで金曜にランドは一気に崩れる展開となってしまいました。まだオミクロン株についてはわかっていないことが多いとはいえ、各国の対応を見ている限り不安材料しか出てきません。しかも南アフリカの感染者激増を見る限り、当面ランドは戻り売りを考えざるを得ない状況としか言えません。

テクニカルにも現在のランドは年初来安値6.64レベルをターゲットにしているという動きになってきました。いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

赤い水平線が年初来安値ですが、決して遠い水準では無く、先週のような下げがあれば、今週中に到達してもおかしくありませんし、緩やかな下げであったとしても年内につける可能性は相当に高いと言わざるを得ません。

今週もランドは一段安の可能性を考え、6.75レベルをサポートに、7.10レベルをレジスタンスとする週を見ておくこととします。

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