NZの2021年第3・四半期消費者物価指数の予想
来週月曜日早朝にNZの第3四半期消費者物価指数が発表されます。市場の予想は以下となっています。
（今回発表予想）
10月15日15時現在
今回発表の2021年3Q・CPIは前期比＋1.5％、前年比＋4.2％と大きくインフレが高まります。下表は8月時点の中銀見通しで、今回のエコノミスト予想中間値はほぼその線に沿ったものとなっています。
年率ベースでは中銀目標を大きく越えていますが、中銀予想でも一時的と見ており、来年6月以降は目標レンジ内に収まる見通しになっています。従って、今回数値が予想レンジ上限（特に前年比）になるとその後の見通しも見直しが入る可能性が高まりますので、その点が注目されます。
今週のNZドル米ドルの相場は堅調に推移し、シカゴポジション303内で記した「0.6980〜90。0.7020〜30、0.7090の順にある抵抗線」の前2つをクリアして、最後のトライになっています。これを抜けると今年2月からの抵抗線が0.7115〜25になっていますので、ここがポイントになりますが、NZドル安の流れを変える可能性ありますので、要注意です。来週のシカゴポジションで次の展開を書く予定です。
（10月15日16時10分、1NZドル＝0.7063米ドル）
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