NZ2016年2Q失業率予想
NZが四半期毎に公表する失業率に関する指標です。(8月16日14時現在)
(1)就業者数(前期比)
昨年の第3四半期を底に改善傾向を示しています。今回も+0.6%予想ですので、伸び率は下がりますが、トレンドとしての改善は続きそうです。
(2)失業率
失業率も2015年3Qを高値に改善傾向を続けています。昨年4Qに5.3%まで下がり過去4〜5年では一番低い数値になりましたが、今四半期予想も5.3%になっています。
移民流入で人口増を続けているNZで雇用改善傾向を示していることは、それだけ経済が底固いことを示していると思われます。先週既に金融緩和を実施しているので、雇用改善続けば利下げ要因が1つなくなります。
NZD/米ドルは、あまりNZドルの下押しをせずに、最初の抵抗線0.7220〜30まで戻ってきています。少し目先の抵抗線を抜けかけていますので、このまま推移しますと、この上の0.7270と0.7320〜30の抵抗線を目指す展開になります。
NZドルは0.6870〜0.7450米ドルレンジで右肩上がりのトレンドは変わらず、押し目を拾うスタンスです。但し、0.7330米ドルを越えた場合は深追いしない方が良さそうです。(8月16日14:40、1NZドル=0.7239米ドル)
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