ユーロドル1.16挟みで膠着、米長期金利上昇一服で一旦下げ止まり
30日の東京市場でユーロドルは1.16挟みで横ばい推移。朝方1.1598レベルで取引が始まったユーロドルは最近の安値圏、1.1592-1609の狭いレンジでの取引に終始しました。東京時間17:00現在は1.1603レベルで取引されています。米長期金利の上昇が一服し、株価も堅調地合いとなっていることから、ユーロドルの一方向の下落も一段落した形です。
昨晩海外市場ではユーロドルは米早期利上げ観測の高まりを背景としたドル買いや、ラガルドECB総裁のハト派発言によるユーロ売りに心理的節目1.16を割り込んで、一時約1年2か月ぶり安値1.1589まで急落、1.16割れの水準で東京市場につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは目先下方向にサポートが見当たらず、200週移動平均の1.1574、2020年の年間安値1.0638から今年1月の高値1.2349までの上昇の半値戻し1.1493等がターゲットとなりそうです。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高、今晩この後は21:00にドイツ9月CPI速報値、および 米4〜6月期GDP確報値、新規失業保険申請件数、22:45には米9月シカゴ購買部協会景況指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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