3. ユーロドル高値圏でもみ合い、上昇基調鮮明に(8/30夕)

ユーロドル高値圏でもみ合い、上昇基調鮮明に(8/30夕)

30日の東京市場でユーロドルは1.18を挟んでのもみ合い。

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ユーロドル高値圏でもみ合い、上昇基調鮮明に(8/30夕)

ユーロドル高値圏でもみ合い、上昇基調鮮明に

30日の東京市場でユーロドルは1.18を挟んでのもみ合い。先週末海外市場での急騰を受け、週明け1.1796レベルで取引が始まったユーロドルは、日中一時1.1810まで上値を伸ばしましたが、反落。夕刻欧州勢参入後は1.18を挟んで1.1794-1.1805の狭いレンジでもみ合っています。

週末の海外市場では注目されたジャクソンホール経済フォーラムでのFRBパウエル議長の講演がありました。同議長は年内のテーパリング開始を前回FOMCで自身も支持したことを明言しましたが、同時に政策金利引き上げは遠いとの見解も示し、ある程度テーパリングを織り込みつつあった為替市場では、FRB内で利上げが量的緩和縮小と切り離されていること、利上げには程遠いとの現状認識があることが材料となり、米長期金利が低下しました。
ユーロドルはドル売りが優勢となったことで一時1.18台を回復、1.1795レベルで越週しています。

テクニカルにはユーロドルは先週末の上昇で21日線基準線を上抜けて上昇基調に転じています。
本日も終始両線の上で推移しており、1.1832レベルの一目均衡表の「雲」下限を覗う勢いです。

序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き、今晩この後は21:00に独8月CPI速報値、
23:00に米7月中古住宅販売、23:30のダラス連銀製造業活動指数の発表が予定されています。

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