ユーロドル21日移動平均線付近でのもみ合い、1.18台は頭重い (8/16夕)

16日の東京市場でユーロドルは小幅に反落。

ユーロドル21日移動平均線付近でのもみ合い、1.18台は頭重い (8/16夕)

ユーロドル21日移動平均線付近でのもみ合い、1.18台は頭重い

16日の東京市場でユーロドルは小幅に反落。朝方1.1796レベルで取引が始まったユーロドルは、午前中小動きの中、数度にわたり1.1801まで上昇する局面がありましたが、都度押し戻されて1.18台は維持できず、午後に入ってからは軟調に転じています。週明けのアジア株や時間外の米株先物が下落して始まっていることもユーロの頭を重くする要因となっており、一時1.1779まで下げて、東京時間17:30現在は1.1786レベルでの取引です。
先週末アジア時間では、1.17台前半でほとんど動意のなかったユーロドルでしたが、米国時間に発表されたミシガン大消費者信頼感指数の数値が予想外に悪かったことをトリガーに、週末かつ夏季休暇で薄い市場でドルが急落。一時1.1805の高値をつけ、1.1797レベルでの越週となりました。遅い時間の急変でしたが、雇用統計以降米国の早期テーパリング期待を織り込みすぎた市場が、一気にポジションを巻き戻した形です。

テクニカルにはユーロドルは金曜の急反発で一時21日移動平均線まで戻し、年初来安値更新は一旦お預けとなりました。本日も1.1801レベルの21日移動平均線に頭を抑えられた形になっており、ここをしっかり上抜けると、ユーロ売り地合いが中立化しそうです。

序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。今晩この後は21:30に8月のNY連銀製造業景気指数の発表が予定されています。

ユーロドル21日移動平均線付近でのもみ合い、1.18台は頭重い

ユーロドル日足

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