ユーロドル米CPI発表待ちで小動き、夕刻欧州株軟調で小幅反落
13日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。朝方1.1861レベルで取引が始まったユーロドルは、今晩の米CPI発表を控え様子見気分の強い展開となり、日中1.1860-75を中心とした狭いレンジでのもみあいに終始しました。夕刻欧州勢参入後は米株先物が軟調推移していること、序盤の欧州主要株価指数株が軟調に始まったことからやや下値を広げ、1.18台前半に下落。東京時間18:30現在は1.1849レベルで取引されています。
昨晩海外市場ではユーロドルは欧州序盤に1.1880まで上昇したものの、その後は米長期金利の上昇や、資源国通貨安、ECB副総裁の「ユーロ圏での景気回復は進んでいるものの、コロナウイルスの変異株の感染が拡大していることから安心できる余地は一切なく、相当な金融緩和がなお必要不可欠」との発言に1.1836まで下落しました。しかし、米主要株価指数が揃って続伸すると持ち直し、1.1861レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは転換線の上21日移動平均線の下でのもみあいが継続、ユーロドル売り地合いは、幾分後退した印象です。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね軟調推移。今晩注目の6月米消費者物価指数の発表は21:30からです。
ユーロドル日足
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