ユーロドル安値圏での下値探り (7/1夕)

1日の東京市場でユーロドルは1.18台半ばでの小動き。

ユーロドル安値圏での下値探り (7/1夕)

ユーロドル安値圏での下値探り

1日の東京市場でユーロドルは1.18台半ばでの小動き。昨晩海外市場でドルが全面高となった流れを受けて、朝方1.1858レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は特段の材料もないままにじり安の展開となり、一時1.1838の安値をつけました。夕刻発表された6月の仏独欧州圏の製造業PMI確報は軒並み速報から上方修正されましたが、ユーロドルは反応薄。東京時間18:30現在は1.1851レベルで取引されています。

昨晩海外市場では欧州地区において新型コロナウイルスの変異株の感染が拡大していることや、ADP雇用統計等良好な米経済指標を受けて、ユーロ売りドル買い双方が強まり、ユーロドルは下落。一時約3ヶ月ぶり安値となる1.1845までさげて1.1860近辺で東京時間につなぎました。

テクニカルにはユーロドルは昨日からの下落で直近安値を下回り、3月につけた年初来安値1.1704から5月高値1.2266までの上昇の76.4%戻し1.1837を再び試す流れとなっています。
序盤の欧州主要株価指数は仏独欧州圏の製造業PMI確報の上方修正を受けてほぼ全面高の様相。今晩この後は21:30に米新規失業保険申請件数、22:45に米6月製造業PMI確報、23:00には米6月ISM製造業景況指数と5月建設支出の発表が予定されています。

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