ユーロドル ECB理事会、米CPI待ちのポジション調整で軟調(6/10夕)

10日の東京市場でユーロドルは軟調推移。

ユーロドル ECB理事会、米CPI待ちのポジション調整で軟調(6/10夕)

ユーロドル ECB理事会、米CPI待ちのポジション調整で軟調

10日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方1.2180レベルで取引が始まったユーロドルは、材料難の中、日中じりじりと値を下げる展開となりましたが値幅は限られ1.2165レベルまで。夕刻欧州勢参入後にやや値幅を広げたものの、1.2154レベルで反発し、東京時間18:30現在は1.2167レベルで取引されています。

昨晩海外市場では米長期金利の低下にNY序盤にかけてドル売りが強まり、ユーロドルは一時1.2218まで上昇しました。しかし本日発表の米5月CPIへの警戒感から米長期金利が反発に転じるとユーロドルも失速し、1.2180レベルで東京時間を迎えています。

テクニカルにはユーロドルは引き続き21日移動平均線付近での推移ですが、昨晩の反落で本日は朝から21日線の下で推移しています。ユーロ売り地合いは弱まったものの、もみ合いが続いており明確な方向性は出ていません。

市場は本日海外時間のECB理事会と米CPIの発表待ち。ECB理事会では最近の欧州でのワクチン接種の進行と景気回復期待を背景に、現在の緩和的政策の変更に関する何らかの示唆があるか、あるいはユーロの為替水準そのものにコメントが発せられるかに注目が集まります。一方、米CPIは先月予想外の上昇に一気早期テーパリング観測が高まったことが記憶に新しく、今回さらに強めの予想が出ていることから、結果が注目されます。

序盤の欧州主要株価指数はおおむね軟調推移。今晩この後ECBの政策発表は20:45、ラガルド総裁の記者会見は21:30からです。また、同時刻には米5月CPIと新規失業保険申請件数の発表が予定されています。

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