トルコリラ円ショートコメント(2021年5月24日)

先週のトルコリラ円は、安値が12.88レベル、高値が13.12レベルと、思ったよりも底堅い推移となっていましたが値幅は伴わず、最近の横方向の動きを続けた流れでした。

トルコリラ円ショートコメント(2021年5月24日)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「ドルトルコリラがリードしてのトルコリラ安を考え、12.60レベルをサポートに、13.02レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が12.88レベル、高値が13.12レベルと、思ったよりも底堅い推移となっていましたが値幅は伴わず、最近の横方向の動きを続けた流れでした。

先週のトルコリラは、週初こそ買いが先行したもののその後ゆっくりと行って来いという値動きでしたが、週初の買いはドルトルコリラでのトルコリラ買いが影響していて、介入という噂も出ていましたが、前週金曜のドル安値(トルコリラ高値)を抜けたことで、対ドルでのトルコリラ一段安を見込んでいた向きによるポジション調整ではないかと見られます。

しかし、トルコリラ買いが長続きすると考える市場参加者は少なく、その後週末に向けては週初の安値へと押す動きとなり、トルコリラ一段安のリスクを今週に持ち越した週になったという感じです。今週も貿易収支などの経済指標はあるものの、よほど良い数字が出ることがなければトルコリラ買いにはつながらず、4月26日週のレンジの中で緩やかに安値に向かいやすいと見た方が自然です。

いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

4月26日週の高値から引いたレジスタンスラインとそれに平行に引いたラインとで下降チャンネルを示してありますが、現状はこのチャンネルの中を4月26日安値12.68レベルに向かってトルコリラ安継続です。

高値も切り下げてきていることから、今週は12.70レベルをサポートに大台13.00レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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