ユーロドル横ばい後に乱高下 (5/13夕)

13日の東京市場でユーロドルは1.20台後半で横ばい推移。

ユーロドル横ばい後に乱高下 (5/13夕)

ユーロドル横ばい後に乱高下

13日の東京市場でユーロドルは1.20台後半で横ばい推移。昨晩海外市場でユーロドルが急落した流れを受けて、1.2072で取引が始まったユーロドルは日中1.2070-90の狭いレンジでの取引に終始しました。しかし、夕刻欧州勢参入後売り買いが交錯し、1.2106まで急上昇後1.2056まで急落。東京時間18:30現在は1.2070レベルで取引されています。この間米長期金利に多少の動きはあったものの、基本的には欧州勢が適正水準をつかみかねての調整の動きの中での上下と思われます。

昨晩海外市場では米CPIの予想外の強い数字に、米長期金利、米ドルが上昇、テーパリング懸念の再燃に株価は大幅安の荒れた展開となりました。ユーロドルは1.21台半ばから1.20台半ばへと水準を下げて東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは昨晩からの下落で21日移動平均線絡みの水準に逆戻り。本日は21日線を一時下抜けており、次のサポートは1.2022レベルの90日線。ユーロ買い地合いはだいぶ弱まった形です。

FRBが繰り返し主張している「一時的インフレ率上昇に対応しての緩和縮小の否定」を市場が信じ切れず、各市場が乱高下している状況ですが、基本的には一過性のものに終わり、材料消化後に各市場とも落ち着きを取り戻す可能性が高いものと思われます。ただ、株価の調整が行き過ぎると、利上げ、テーパリングの催促相場となる可能性も完全には否定できず、しばらくは株価を中心とした動向を見守る必要がありそうです。

序盤の欧州主要株価指数は全面安の様相。今晩この後21:30に米4月のPPIの発表があり、昨日の今日だけに波乱含み。また、同時刻には新規失業保険申請件数の発表もあり、こちらも要注意です。

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