ユーロドル1.17台前半に反落、市場閑散で方向感なく推移
5日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。朝方1,1758レベルで取引が始まったユーロドルは、午前中はじり高推移し1.1772まで上昇しましたが、午後以降は下落に転じ、東京時間18:30現在は1.1742レベルで取引されています。
本日も多くの市場がイースター休暇中で市場が薄いこともあり、各市場間の相関は低く、ユーロドルも方向感に欠ける動きとなっています。
テクニカルにはユーロドルは、4月に入り一方向での下落が一段落したことで、転換線がスポットレベルに追いつきつつあります。1.17割れトライに数度失敗したことで、底の見えないユーロ安懸念は一旦後退し、上値は重いながらも横ばい推移に転じています。
一方で週末主要市場のほとんどが休場の中で米雇用統計が非常に好調な内容となったため、欧米勢の市場復帰後に米長期金利上昇が再開し、ユーロドルも再び下値探りを始める可能性は低くなく、今晩の米国市場以降の動きに注目です。
欧州主要株式市場は本日も休場、今晩この後は22:45に3月米サービス業PMI確報、23:00には米3月ISM非製造業指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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