豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想
(2021年4月6日火曜日東京時間13時30分公表予定)
明日、豪州の政策金利が発表されます。4日(日曜日)にオセアニアは標準時間に戻りましたので、今回の発表からは1時間遅くなります。
豪州準備銀行(中銀)政策金利予想(4月5日12時00分現在)
現行の0.10%を据え置き(エコノミストは全員据え置き予想でレンジなし)
3年債利回りの目標上限を0.10の据え置き(全員据え置き予想)
今回の金融政策会合は従来の政策据え置きの予想になっています。前回会合以降、米国を中心にした世界的な景気回復期待に中長期金利が上がっています。豪州中銀は3月初に中長期金利上昇時、オペにより金利を抑え込み、最近の3年債金利は目標とする0.10%付近で推移しています。
今回の注目点は
@市場の先行き金利高観測に沿って、再度3年債が上がった場合の対応についての言及あるか。
A2024年までは雇用とインフレの中銀目標は達成されないとコメントしているが、この期間に変更ないか。
B3月下旬に起きた大洪水が金融政策に影響を与えるか。
C住宅関連がかなり改善してきており、低金利ローンなどのクレジットが拡大しているが、この辺りは想定済であるのか。
D最近、豪ドルが緩んできているが、現行水準に対するコメントはあるか。(過去の会合では豪ドル高に対してはほとんど容認姿勢でした)
エコノミストの先々見通しは前回と変わらず、現行維持となっています。
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次回金融政策発表は2021年5月4日(火曜日)に予定されています。
(4月5日15:00、1豪ドル=0.7605米ドル)
豪ドル対米ドルの相場についてはシカゴポジション276を御参照願います。
オーダー/ポジション状況
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