ドル円長期トレンド転換へ
本日から4月で新年度入りとなりますが、ドル円は3月の最後の一週間でテクニカルに重要な動きを見せました。
これまでも何度か見てきましたが、ドル円の月足チャートをご覧ください。
ピンクのレジスタンスラインは2015年高値125.67レベルからのラインですが、3月時点で109円台前半に位置していましたが、3月第2週、第3週と同ラインを意識して反落、明確に上抜けたのは3月26日です。
そして青の平行チャンネルは2017年高値118.60レベルからのレジスタンスラインとそれに平行に引いたラインとなっていて、こちらは3月時点でちょうど110円の大台に位置していました。
どちらも年単位のレジスタンスですから、月末で明確に抜けられるかどうかを注視していた参加者も多かったはずですが、3月30・31日のドル高の動きで31日には111円に近づき月末クローズも明確に2つのレジスタンスラインを上抜けたと言ってよいでしょう。
そうなると、ドル円は2015年から続いた超長期のドル安トレンドが終わり、ドル高トレンドへと転換を始めたと見ることができそうです。2019年、2020年の高値がどちらも112円台前半であることから、保守的には112円台半ばを見たらと取ることも出来ますが、現在のドル高の動きを見ていると同水準に向かっていると考えざるを得ない状況です。
オーダー/ポジション状況
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