ユーロドル1.19台前半 本日も横ばい後欧州序盤に下落(3/5夕)

5日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。

ユーロドル1.19台前半 本日も横ばい後欧州序盤に下落(3/5夕)

ユーロドル1.19台前半 本日も横ばい後欧州序盤に下落

5日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。昨晩FRBパウエル議長の講演後にドルが急伸した流れを受け1.1970で取引が始まったユーロドルは、日中は1.19台後半を横ばいないしじり安に推移しました。しかし夕刻欧州勢参入後ユーロ売りが強まり、一時1.1914まで値を下げた後東京時間18:00現在は1.1926レベルで取引されています。今週は週初から週末まで東京時間動意薄の後欧州勢が参入とともにユーロ売りを仕掛ける展開が続きました。

昨晩海外市場では注目されたパウエルFRB議長の講演で、パウエル議長は従来通り今後長期に亘る金融緩和策継続の必要性を強調し、加えて「債券市場の混乱が続けばFRBの目標達成が危ぶまれる」とも発言。決してタカ派的な発言をしたわけではありませんでしたが、最近の米長期金利の急上昇により牽制的な発言をきたした市場参加者からは、長期金利上昇容認と解釈され、米長期金利の急騰、ドルの全面高、株価の大幅下落という、反応となりました。

本日日中は米長期金利の上昇も一服し、夕刻発表の独1月製造業受注も事前予想を上回る結果となった中でのユーロドルの下落はやや違和感もありますが、ユーロドルがユーロ売りドル買い材料を拾いやすくなっていることもあり、今晩の雇用統計を警戒しての米株先物の軟調推移、欧州主要株価指数の下げに反応しているものと思われます。

テクニカルにはユーロドルは一目均衡表の「雲」を大きく下放れ、次のターゲットは昨年11月安値1.1603から年初の高値1.2349までの上昇の61.8%戻しの1.1888。そこを下抜けると1.1822レベルを上昇中の200日移動平均線が視野に入ってきます。

今晩この後は22:30に米2月雇用統計と1月貿易収支の発表が予定されています。

ユーロドル1.19台前半 本日も横ばい後欧州序盤に下落

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