ユーロ圏第4四半期GDP速報値の予想(21/2/2)

日本時間2021年2月2日19時に発表予定です。

ユーロ圏第4四半期GDP速報値の予想(21/2/2)

ユーロ圏第4四半期GDP速報値の予想

ユーロ圏第4四半期GDP速報値の予想

(今回発表予想)2月2日10時現在

ユーロ圏第4四半期GDP速報値の予想 2枚目の画像

本日、ユーロ圏の4Q・GDPが発表されます。エコノミスト予想では、前期比及び前年比共にマイナス予想となっています。前期比は3Qの+12.4%の反動と見られますが、実質の4半期数値(上図の上段)を見ると、コロナ前で高かった2019年4Qの数値から、まだ大きく下がっています。
要因としては、昨年末のコロナウィルス感染再拡大による各都市でのロックダウンの影響と思われ、そのロックダウンは未だ継続しています。各国でワクチン接種が始まりましたが、この効果待ちの様相ですので、2021年1Qにもマイナスの影響が残る可能性が高いと思います。市場は予想中間値からの良し悪しを見ると思いますが、米国と比べると、回復度合いは見劣ることが否めないと思います。

下図はユーロドルの週足です。ラインA(=1.2470)とB(=1.2010)でユーロ高ウェッジを形成し、この間のC(=1.2470)を下抜いてからはユーロの上値が重くなっています。横サポートのD(=1.2010)とBが交差しており、大台代わりとなる1.20は重要なサポートになります。万一、切れた場合はE(=1.1930)、F(=1.1740)、が下値ポイントになります。昨年3月からのユーロ高の重要サポートはG(=1.1480)にあります。一方で、上値はここ3週間で戻せない抵抗線H(=1.2195)を実体で越えて終わることが、ユーロ高回帰への最初の一歩となります。
今日のGDPは予想自体マイナスですので、レンジ下限に近付く数値になった場合は、現在の弱いユーロには影響が出てきそうです。

ユーロ圏第4四半期GDP速報値の予想 3枚目の画像

(2月2日13:30、1ユーロ=1.2083米ドル)

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