FXレバ規制は回避@金融庁(18/6/12)

本日最終回となる第6回「店頭FX業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会」において報告書(案)が提示されました。

キーワード:

FXレバ規制は回避@金融庁(18/6/12)

FXレバ規制は回避@金融庁

本日最終回となる第6回「店頭FX業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会」において報告書(案)が提示されました。すでにメディアの報道等にも出ている通りですが、レバレッジ規制は行われず店頭FX業者が厳格化・適正化されたストレステストを実施することでリスク管理を強化する方向です。

具体的には、現状の年1回(個人的にもこれは頻度に問題があったと思います)から毎日とすること、ヒストリカルシナリオを原則とすることが適当とされていて、多くのFX業者が自己資本の拡充を求められるでしょう。

また取引データの報告制度を充実させ、自主規制機関(金先協会)と当局への報告を義務付けることが適当と、これは米国における日次報告制度を見本としているものです。

さらに、その他の対応策として未カバーポジションの情報開示(上限額の問題)、ロスカット監視間隔の短縮(1分以内の常時監視)、相場急変時の対応(一時的なレバ規制導入等)、ゼロカット制度の検討、などよくまとめられていますので、金融庁のウェブに資料がアップされたらご一読をおすすめします。正式な報告書は6月中に公表されるはずです。

なお、ストレステストの実施については店頭FX業者と自主規制機関(金先協会)において迅速かつ着実に取り組みを進めると、あえて期限は明示されていませんが座長からは「迅速」という部分を強調して検討会を終了する旨の発言がありました。

レバレッジ規制は回避されるものの、店頭FX業者にとってはコストアップにつながることは間違いありません。今後スプレッドの拡大といったことも起こり得るでしょうし、体力のある大手業者による中小の吸収といったこともあるかもしれません。

関連記事

  • その他

    Edited by:山中 康司

    2018.10.11

    金価格にも注目(18/10/11)

    ここしばらく金価格は低迷かつほとんど値動きの無い状態が続いているために注目度が下がっていますが、最近ではますます膠着度を強めていること

    金価格にも注目(18/10/11)

  • その他

    Edited by:山中 康司

    2018.10.04

    日経平均株価が上昇、ND倍率は?(10/4)

    ND倍率というのは文字通りでNikkei/Dowの値で、日経平均株価÷NYダウで求めることが出来ます。

    日経平均株価が上昇、ND倍率は?(10/4)

  • その他

    Edited by:山中 康司

    2018.10.02

    日経平均株価四半期足とターゲット(10/2)

    日経平均株価が27年ぶり高値と景気の良いタイトルが新聞紙面に掲載されていますが、さすがに27年前というと1991年、

    日経平均株価四半期足とターゲット(10/2)

  • その他

    Edited by:山中 康司

    2018.06.21

    NASDAQとNYダウ(18/6/21)

    米国株の動きが主要株価指数間でかなり大きな市場間ダイバージェンスとなっています。

    NASDAQとNYダウ(18/6/21)

  • その他

    Edited by:山中 康司

    2018.06.07

    FIFAワールドカップロシア(18/6/7)

    FIFAワールドカップロシア大会は14日から、開催までちょうど一週間となりました。

    FIFAワールドカップロシア(18/6/7)

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

FXが初めての方向け特集

円通貨ペア 為替チャート・相場予想

米ドル(USD)

米ドル(USD)相場の焦点
  • ・米景気の先行き見通しと金融政策 ◎
    ・北朝鮮、シリア等の地政学リスク○↓
    ・米中貿易戦争をはじめとする米保護主義の拡大懸念◎
    ・トランプ政権の「ロシアゲート」の広がり ◎↓
    ・ドル高の人為的是正の有無 ◎↓
    ・アメリカ第一主義、保護貿易政策への転換の経済への影響波及
    ・減税、インフラ投資等の実効性
米ドル/円 通貨ペア 詳細分析

ユーロ(EUR)

ユーロ(EUR)相場の焦点
  • ・トルコ危機に伴うトルコエクスポージャー懸念○↓
    ・ユーロ圏の経済指標2018年に入り軒並み悪化○↓
    ・ECB金融緩和政策引き締め転換へ ○ 
    ・英国EU離脱の今後の展開と影響 ○ 
    ・ISによるテロの脅威と難民問題 △↓
ユーロ/円 通貨ペア 詳細分析

豪ドル(AUD)

豪ドル(AUD)相場の焦点
  • ・資源国通貨安再燃の恐れ○↓
    ・中国の景気減速一服 ◎→
    ・金融緩和打ち止め観測 ○↑
    ・国内ファンダメンタルズの相対的な安定 ○↑
豪ドル/円 通貨ペア 詳細分析

NZドル(NZD)

NZドル(NZD)相場の焦点
  • ・NZ中銀の追加金利引き下げの有無
    ・新政権下の中銀の政策スタンス変化の有無 △↓
    ・乳製品価格の反発 ◎↑
    ・国内の住宅価格の高騰とピークアウト ○↓
NZドル/円 通貨ペア 詳細分析

トルコリラ(TRY)

トルコリラ(TRY)相場の焦点
  • ・エルドアン大統領の権限強化による強権的大統領制への移行◎
    ・エルドアン大統領の経済政策、中銀支配への不安◎↓
    ・クルド系住民のテロのよる国内情勢不安定化○↓
    ・政情不安、経済政策への不信による海外資金の流出 ○↓
    ・米国人牧師高速と対米関係悪化◎↓
トルコリラ/円 通貨ペア 詳細分析

南アフリカランド(ZAR)

南アフリカランド(ZAR)相場の焦点
  • ・トルコ発金融危機の波及懸念◎↓
    ・18年2Q予想外の景気後退○↓
    ・資源価格の下げ止まり ○↑
    ・金価格反発  △↑
南アフリカランド/円 通貨ペア 詳細分析

ライブ株価指数

政策金利表

ページトップへ戻る