下値不安が残る日経平均 5月13日アップデート

日経平均株価の下げが大きくテクニカルにもかなり地合いの悪化を示すチャートとなってきました。

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下値不安が残る日経平均 5月13日アップデート

下値不安が残る日経平均

ナスダックのハイテク株下落に始まった世界の主要株価指数の下げの中でも日経平均株価の下げが大きくテクニカルにもかなり地合いの悪化を示すチャートとなってきました。現物の日足チャートをご覧ください。

下値不安が残る日経平均

今年に入ってから高値を切り下げ安値を切り上げるトライアングル状のもみあいとなっていましたが、下抜けし昨年安値と今年高値のほぼ23.6%押しの水準まで下げてきました。現時点から次のターゲットとなる38.2%押しまでは考えにくいのですが、昨年11月下旬から12月下旬まで1か月ほどもみあっていた水準が26600円前後で、同水準一段の押しは考えておいた方が良いチャートと言えます。

材料的にも先進国の中で最も遅いワクチン接種の動きが経済活動再開への遅れを懸念させ、それが株価の重石となっていますし、一向に感染者数が減少しない中で札幌市まで非常事態宣言の適用が検討される事態となり、東京オリンピックの開催までもが懸念される状況となってきたことも株式市場にとっての悪材料となっています。

しかし、為替市場では米国のCPIが強かったこともあって米金利上昇がドル買いの動きとなり、日本株安の中での円安となっています。このままだと日本売りの動きからの株安、円安という流れになることも否定できず、日本売りを回避できるかどうか、5月が正念場となることは間違いないでしょう。

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