予想外の失業率低下にN$上昇(2016年2月3日)

今朝がた発表されたニュージーランド第4四半期の失業率は5.3%に減少、事前予想の6.1%を大きく下回りました。

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予想外の失業率低下にN$上昇(2016年2月3日)

ニュージーランド失業率低下でN$上昇

今朝がた発表されたニュージーランド第4四半期の失業率は5.3%に減少、事前予想の6.1%を大きく下回りました。(前回2015年第3四半期は6.0%)
これは2009年第1四半期以来の低い水準となっています。
一方で年率での賃金上昇率も1.5%と2010年3月以来の低さとなっており、まだら模様です。
雇用は特に20-29歳の若年層で増加していてエリアとしてはオークランド周辺の都市部での雇用増が目立つ結果となっています。

予想外の失業率減少を受け、朝方のウェリントン市場でのニュージーランドドルは急上昇。

対円では一時早朝の77.70レベルから78.50近辺まで上昇しましたが押し戻され現在は78.10レベル、対ドルでも0,6480近辺から0.6540付近まで上昇したところでキャップされ0.6520近辺での取引となっています。

ニュージーランドでは先月発表された中銀の声明で予想以上の緩和色が出ていたところに今回の発表となったため予想外の上昇となりましたが、細かく見ると労働人口自体の減少も見られるなど買い材料ばかりともいえない状況です。

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