トルコリラ円とドル円の相関(2016年1月29日)

本日は日銀の金融政策決定会合ですが、展望リポートと政策結果との同時公表は今回が初めてです。

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トルコリラ円とドル円の相関(2016年1月29日)

トルコリラ円とドル円の相関

本日は日銀の金融政策決定会合ですが、展望リポートと政策結果との同時公表は今回が初めてです。展望リポート発表時の会合はこれまでも遅くなる傾向がありましたが、今回はさらに遅れそうです。ということで、遅れている=サプライズと言うわけでもありませんのでご注意を。

さて、トルコリラ円の動きはドル円に結構近いと思われている方が多いのではないでしょうか。実際にどうなのか直近1年間終値ベースでの相関を調べてみました。

相関係数は1.0が全く同じ、−1.0が全く逆の動きとなり、0.0は相関が無い状態です。一般的に、相関係数が±0.7以上は強い相関があり、±0.4以上は中程度の相関があると言われます。

ドル円とトルコリラ円の相関は0.69となっていました。これは、ほぼ強い相関があるという数値です。参考までにランド円とは0.57、ユーロ円とは0.56とこれらは中程度の相関です。この相関係数の観点のみで言うならば、トルコリラ円の動きとドル円の動きは似たような動きとなりやすいという傾向があります。

果たして、本日の日銀の結果でどちらに動くのか、どうも市場参加者には失望期待が広がっているという感じがしますが、仮に失望でドル円が円高に動くとトルコリラ円もまた下がりやすいということとなるため、注目の東京後場となるでしょう。

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