ユーロドル:7月15日のファンダメンタル分析
相対的には小康状態
ユーロドルも1.1165レベルの高値を付けましたが、混乱は短時間で収束し、NY市場ではドル円は105円台前半、ユーロドルも1.11台前半と動きが出る前の水準に戻しての引けとなりました。
英国MPCが終わり、金融政策に関しては来週のECB理事会、再来週のFOMCと日銀会合へと関心は移りますが、目先はイベント経過後の週末前ということもあり、本日は比較的落ち着いた動きとなりそうです。以下、テクニカルな観点を中心に簡単にまとめておきます。
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ユーロドル:7月15日のテクニカル分析
ユーロドルはほぼ蚊帳の外状態
ユーロドルは、英中銀MPC直後の上下はあったもののその後は落ち着きを取り戻し、現状は1.11前後でのこれまで同様比較的狭いレンジでの取引を継続しやすい状態です。本日は、1.1130レベルをレジスタンスに、1.1080レベルをサポートとする流れでしょう。
ユーロ円は、ドル円の上昇とその後のユーロドルの上下の動きの中、一時118円台乗せを演じましたが、そろそろドル円同様に上昇スピードが鈍ってくる状況にあります。水準的にも国民投票前の水準へと戻していますし、フィボナッチ・エクスパンションの127.2%(161.8%の平方根)の117.47レベルは達成し、161.8%の119.29レベルまでは視野に入れる段階では無いと言えます。本日は117.40レベルをレジスタンスに、116.50レベルをサポートとする流れとします。
オーダー/ポジション状況
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