シカゴポジションN$(2016年2月9日現在)

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

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シカゴポジションN$(2016年2月9日現在)

シカゴポジション(CME)10

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

主要通貨ポジション(単位:枚)
(2016年2月9日現在の数値)
    通貨    ロング    ショート    ネットポジション    前回数値

NZドル/米ドル   13,666    22,805      ▼9,139      ▼8,436
円/米ドル     75,811     32,579      +43,232     +37,245
ユーロ/米ドル   114,607   177,921      ▼63,314      ▼87,073


ロング/ショートは左側通貨から見たもの。▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。

通貨単位(1枚当たり)

NZドル/米ドル=100,000NZドル
ユーロ/米ドル=125,000ユーロ
円/米ドル=12,500,000円

コメント(2月9日現在までの枚数をベースに)

@NZドル/米ドルは先週に続きNZショートを若干積み上げました。大きな流れの0.64〜0.69レンジは変わりませんが、サポートラインが0.6560〜70(現在のスポット0.6599:2月16日15時30分現在)付近まで上昇しているので、切れると、上記レンジの下限を試す流れに入るかもしれません。投機筋はNZショートポジション増やしているので、この下限割れると手仕舞いの買戻しが入る可能性あります

Aドル/円は先週火曜日時点ではショート積み上げましたが、木曜日以降に買い戻していると思われます。ここまでの流れで5万枚まで円ロングを積み上げると買い戻しが入っているようです。今週もドル底固い流れで始まっていますので、そこそこにショートカバーしている様です。火曜日がポジション締日なので、明日以降のドル安リスクには気を付けたいところです。
Bユーロ/ドルは一段とユーロショートポジションを縮小していますが、気をつけねばならないのはユーロ買いポジションを膨らませてネットポジションが減っていることです。約2万枚買いを増やしています。相場観としては長期ユーロ安、短期ユーロ高の流れで見ている様です。

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