豪ドル強気の流れを維持(2016年1月18日)

豪ドル/円、短期は豪ドル強気の流れを維持。中期的な上値抵抗にも注意。

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豪ドル強気の流れを維持(2016年1月18日)

豪ドル/円、短期は豪ドル強気の流れを維持。中期的な上値抵抗にも注意。

豪ドル/円は、12/7の日足が陰線引けとなり90.50-60の上値抵抗を抜け切れずに反落しており、やや下値リスクの高い形となっていますが、9/29に付けた82.83を起点として下値を切り上げる流れを守っており、また21日移動平均線(88.45)、120日移動平均線(88.47)が足元を支えて上値トライの可能性に繋げています。短期トレンドは88円割れを見ない限り、大きく変化しません。一方で、現状は90.68に位置している200日移動平均線を抜け切れておらず、これをしっかり上抜けて来ないと一段の上昇にも繋がり難い状態にあります。日足の上値抵抗は90.30-40に、下値抵抗は89.30-40と89.00-10にあります。

一方週足を見ると、前週の小陰線を切り返して実体のしっかりとした陽線引けとなり、8月に付けた82.11で底打ち、9/29の82.83で調整下げを完了して豪ドルの上値余地を探る動きが継続中です。この週足の下値抵抗は88.60-80にあり、短期的には上値トライの流れを変えていません。一方で、昨年11月に付けた102.84を起点とする中・長期的なトレンドラインの下で推移しており、この上値抵抗が91円台にあることから、中・長期トレンドは依然として豪ドル弱気の流れを変えておらず、91.00〜91.60ゾーンにある強い上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。

短期的には今週足の下値抵抗が前述の通り88.60-80にあることから、これを割り込んで越週するか、値動きの中で88円割れを見ない限り、豪ドルの押し目買い戦略が有効です。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は90.50-60と91.00-20に、下値抵抗は前述の88.60-80にあります。31週、62週移動平均線はそれぞれ89.89と92.62にあり、中・長期トレンドは引き続き豪ドル弱気の流れにあります。

            豪ドル/円【週足】

            豪ドル/円【週足】

(12/7現在31週移動平均線は89.89に、62週線は92.62ありこれを上抜け切れておらず、中・長期トレンドは下値リスクを残した状態)

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