オーストラリア2015年12月失業率結果

(出所:オーストラリア統計局)

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オーストラリア2015年12月失業率結果

オーストラリア12月失業率結果

  雇用者数推移

  雇用者数推移

   失業率

   失業率

(左図は雇用者数推移で黒線はトレンド、右図は失業率で黒線はトレンド)

豪州の失業率は5.8%で11月より0.1%下がった。
雇用者総数は1,000人減り、11,902,300人となった。フルタイムの雇用者は8,228,700人、パートタイムは3,673,600人となっている。
また労働参加率は0.1%下がり65.2となった。

過去1年間で、雇用者は31万2000人増加し、失業者は3万7300人減った。結果失業率は1年前の6.2%から5.8%に改善した。
全体的に2014年12月以降、雇用環境は強い状態となっている。

オーストラリア12月失業率結果

    上図は人口対比の雇用者割合を示し、過去1年半で順調に上昇(雇用拡大)している。

失業率調査には3つから構成されているサンプル使い、1つはこれまでの同じサンプルを使う、2つ目は一部入れ替え、3つ目はグループ毎にローテーションを行なうもの。
この3つ目が大きな違いを生むことがあるが、今回12月分は、調査と予測との間で大きな差異は生まなかったと分析している。

2016年1月の事前予測で、ローテーションから出て行くグループと2016年1月に入ってくるグループを見ておくことは重要である。過去の例で見ると、この出て行くローテーション・グループは、これまでに人口比率での雇用を下げていた経緯がある。もし新規にローテーションで入ってくるグループが過去の平均と同じ割合で推移したとなると、次回の雇用は相対的に平均を上回る。これはローテーション変更による雇用改善に繋がると予想される。これは2016年1月に再度調整される。

(コメント)
豪州経済の雇用面は引き続き改善傾向を辿っている。巷間言われる商品価格下落によるファンダメンタルズ悪化との見立てとは違い、実体経済は回復基調となっている。
相場は依然豪ドル安が継続しており、このファンダメンタルズ改善を材料視していない。テクニカル的に反騰する時期くれば、豪ドル買い材料に使われる可能性は高くなる

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