短期は豪ドルやや弱気(2015年12月15日)

89円が壁となる可能性も。85円割れを見ない限り下値余地も限られる展開か。

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短期は豪ドルやや弱気(2015年12月15日)

豪ドル/円、短期は豪ドルやや弱気。

89円が壁となる可能性も。85円割れを見ない限り下値余地も限られる展開か。

豪ドル/円は、12/4に付けた90.73を直近高値として上値を切り下げる流れの中にあります。また、9/29に付けた82.83を直近安値として下値を切り上げて来た短期的なサポートラインも下抜けており、この上値抵抗が89.10-20に位置しており、短期トレンドは下値リスクがやや高い状態にあります。一方で、8/24に付けた大底82.11と9/4に付けた82.12で短期的には二番底を確認した可能性が高く、この9/4を起点とするサポートラインを守って推移していることから、続落した場合でもこのサポートポイントである85.00-10を割り込んで終えない限りは反

転、上昇に転ずる可能性を残しています。日足の上値抵抗は88.50-60と89.10-20に、下値抵抗は87.00-10と86.50-60にあります。21日移動平均線は88.68に、200日線も90.52にあり、短・中期トレンド共に下値リスクがより高い状態にあります。
一方週足を見ると、前週の陽線を打ち消す大陰線の出現となり、31週移動平均線の下に再び入り込んで引けています。高値圏から大陰線が出たことにより前週の90.73で戻り天井を確認した可能性が高くなっています。今週は86円台にある強い下値抵抗に一旦跳ね返されて上値余地を探る動きが先行していますが、82.83を起点とする短期的なトレンドラインの上値抵抗が

89.00-10にあることから、これにぶつかって反落する可能性に注意が必要です。一方で8月の82.11を起点とする中期サポートラインを下抜けておらず、この週足サポートが85.00-10近辺に位置していることから、85円割れの越週とならない限り、下値余地も大きく拡がり難い展開が予想されます。週足の上値抵抗は89.00-10に、下値抵抗は85.00-10にあります。31週移動平均線は89.54に、60週線も92.48にあり、中・長期トレンドは引き続き豪ドル弱気の流れにあります。

             豪ドル/円【週足】

             豪ドル/円【週足】

12/15現在31週移動平均線は89.54に、62週線は92.48ありこれを上抜け切れておらず、中・長期トレンドは下値リスクを残した状態

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