日経5日続伸、ドル円一時106円台(2016年7月15日)

前日の海外市場では予想外の英中銀利下げ見送りや、フランスでのテロにやや円安の勢いをそがれ、朝方105円台前半で取引を始めたドル円でしたが、

日経5日続伸、ドル円一時106円台(2016年7月15日)

日経平均5日続伸、ドル円一時106円台

中国のGDP改善にリスクオン再開、ドル円106円台

前日の海外市場では予想外の英中銀利下げ見送りや、フランスでのテロにやや円安の勢いをそがれ、朝方105円台前半で取引を始めたドル円でしたが、午前中に発表された中国のGDP等の指標が予想を上回る結果だったことから、リスクオンの流れに戻り、昼前には一時3週間ぶりに106.32の高値をつけました。ただ、急速な円安進行には警戒感もあり、午後は105円台後半での取引。
一方日本株は米国株式市場の上昇を受け5日続伸、日経平均は111円高の16,497円で終了しています。昨日の「Pokemon Go」の任天堂に続き、本日はLINEの新規上場も市場の上昇を支えました。

英国EU離脱騒動前の水準回復、ここから先はスピード鈍るか

日経平均もドル円もこれでほぼ英国国民投票前の水準を回復、米国経済への安心感が広がるなかで、ここまでの動きは英国EU離脱ショックによる株売り円買いの巻き戻し中心と見られます。相場がようやく6月後半の時点に戻ったとして、ここからさらに同じ速度でリスクオンの流れが継続できるかどうかはやや疑問の残るところですが、月末の日米の金融政策決定会合までは緩やかな上昇が続くものと期待されます。

序盤の欧州株価指数先物はおおむね軟調に推移。
本日は21:30より6月の米小売売上高、消費者物価指数、22:15より米鉱工業生産、23:00にミシガン大消費者信頼感指数の発表があります。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る