日経1万6千円回復、ドル円103円台(2016年7月12日)

本日の東京市場では前日の欧米市場で株価が続伸したことを受け、朝方から株の買戻しの動きが続きました。

日経1万6千円回復、ドル円103円台(2016年7月12日)

日経平均1万6千円回復、ドル円103円台

海外株価続伸で日本株も買い戻し続く

本日の東京市場では前日の欧米市場で株価が続伸したことを受け、朝方から株の買戻しの動きが続きました。ザラ場では日経平均が一時16,200円を超えて取引される場面もありましたが、午後は次第に上値が重くなり結局前日比386円高の16,095円で終了しています。
ドル円も株安に反応して本日も買戻しが続き103円台を回復、高値103.51をつけています。
昨日の黒田日銀総裁との会見に続き、来日中のベン・バーナンキ前FRBが本日は安倍首相らと会見、期待が集まりましたが、突っ込んだ意見交換が行われたわけでは無いものと見られています。

ヘリコプター・ベンの来日も相場を後押し

しかし、議長就任前には「ヘリコプター・ベン」の異名で知られた、大胆な金融緩和論者であり、ヘリコプターマネーの代表的な支持者であるバーナンキ氏の来訪が今後の金融政策、財政政策に一層の期待感を持たせたことも今日の相場の後押しとなったものと考えられます。
ドル円はチャートポイント的にも、20日移動平均線の103.12、一目均衡表の基準線(103.46)の水準に達しており、海外市場での終値次第ではチャート的にもドルの買い戻しがしやすい形に変化する可能性があります。

選挙後の「政策期待相場」も2日目に入りました。この買戻しの勢いをどこまで持続できるかに当面注目したいところです。
今晩は23:00に米卸売り在庫の発表があります。序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

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