A$シカゴポジション(2018年7月30日現在)

シカゴの豪ドルポジションはネットショートを5,000枚弱増やしましたが、内容的にはロング▼5,900枚減、ショートは▼900減で、ロングを損切りした形になっています。

A$シカゴポジション(2018年7月30日現在)

A$シカゴポジション

A$シカゴポジション

主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年7月24日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

シカゴの豪ドルポジションはネットショートを5,000枚弱増やしましたが、内容的にはロング▼5,900枚減、ショートは▼900減で、ロングを損切りした形になっています。下図を見ると、先週もディセンディングトライアングルの収斂(しゅうれん)を続けています。昨年5月9日時点の底値からの横線であるオレンジ色のラインと、今年高値からの抵抗線(=水色)との間の3角もち合いはほとんど極限まで収斂しています。前回もレポートしましたが、ディセンディングトライアングルは下抜けが多いですが、仮に下抜けた場合、水色の平行ラインに沿った動きが想定されます。逆に上抜けた場合は赤の抵抗線(=昔のサポートライン)までの上値余地がでてきそうです。

その豪ドル/米ドル相場は、先週も豪ドル安トレンドライン0.7250〜0.7520米ドル内で推移しています。このトレンド内の0.7415〜20米ドルに抵抗線あり、先週は一度上抜けましたが、再度戻されています。流れは豪ドル安ですので、売り場探しの構図は変わっていません。今週は0.7430米ドル越えて終わると、0.7460、0.7520米ドルの順に抵抗線あります。短期的な豪ドル安トレンドを解消するには0.7530米ドル以上で週末に終わることが必要になります。一方で、下値は0.7350〜60、0.7310〜20米ドルにサポートあり、後者を切れるとトレンドライン下限の0.7250米ドルまで下値余地が広がります。シカゴポジションはかなりのショート積み上げとなっているので、豪ドルをショートしても買戻しをしておいた方が良さそうです。(1豪ドル=0.7392米ドル、7月30日14時14分現在)

A$シカゴポジション 2枚目の画像

直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る