本日「変化日」
為替の分析は大きく分けて、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の2つがありますが、テクニカル分析には上がるのか下がるのかの「方向性」と、いくらまで売買が行われるのかの「値幅観測」による分析が一般的です。
テクニカルカル分析にはもうひとつ「日柄観測」と言われるものがあり、よく知られるものにフィボナッチ数や比率を用いたものや、一目均衡表の基本数値や対等数値を用いたものがあります。私もフィボナッチ比率を用いたフィボナッチ・タイム・エクスパンションという日柄分析をしばしば使いますが、中心としているものに「アストロ」による日柄分析があります。
アストロというとFinancial Astrology(金融占星術)として、欧米ではある程度の市民権を得ている手法ですが、日本でも最近では聞いたことくらいはある人が増えていると思います。アストロは簡単に言うと、天体サイクルと相場サイクルの相関を見て日柄を判断する手法です。他のテクニカルと異なり、天体サイクルは未来でも計算によって得られるため、それまでの相場動向と関係なく判断できるというメリットがあります。
そのアストロによる分析では、本日2月5日が変化日となっていますが、奇しくも米国雇用統計の日に重なっています。これまでドル安の動きが続いてきましたので、雇用統計をきっかけとしたドル反発があるかもしれません。日柄分析のひとつとして気に留めておいてもよいと思います。
なお、興味のある方は「アストロカレンダー」という私の個人サイトに、アストロの日柄を記した2016年版カレンダー(現在暫定版で3月末まで表示)を掲載していますので、併せてご覧ください。
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