ドル円、米中合意報道で急伸。2週間ぶり高値圏へ(7/2朝)

米中首脳会談でのポジティブサプライズを経て、ドル円はボリンジャー・ミッドバンドを47営業日ぶりに上抜けしました。

ドル円、米中合意報道で急伸。2週間ぶり高値圏へ(7/2朝)

ドル円、米中合意報道で急伸。2週間ぶり高値圏へ

海外時間の為替概況

1日の海外市場でドル円は急伸。29日に開催された米中首脳会談にて、「米中通商協議の再開」「中国製品への追加関税先送り」「ファーウェイへの部品販売を認める方向性」が示されたことに加えて、トランプ米大統領による米朝電撃会談のサプライズも重なり、週明けのドル円相場は、窓を開けて上昇オープン(6月28日の終値107.89、7月1日の始値108.38)。

アジア時間帯は、日銀短観の2期連続の悪化や、中国財新製造業PMI(結果49.4、予想50.0)の冴えない結果を受けて一時伸び悩む場面も見られましたが、「米中貿易摩擦の緩和」と「朝鮮半島を巡る地政学的リスクの後退」を背景に、「リスク回避ムードの後退→株高→ドル円上昇」の流れが加速すると、欧州勢参入後には、約2週間ぶり高値となる108.54まで上値を伸ばしました。海外時間に発表された、米6月製造業PMI (結果50.6、予想50.1)や、米6月ISM製造業景況指数(結果51.7、予想51.0)の好結果も支援材料となる中、ドル円は高値圏でもみ合った後、結局108.44でクローズしております。

一方、ユーロドル相場は急落。米中首脳会談における「合意」を背景に対主要通貨でドル買いが強まる中、ユーロドルは終始上値の重い展開が継続しました。良好な米経済指標を反映した米長期金利の上昇や、冴えない欧州経済指標を受けたユーロ売りも重なり、NY時間午後にかけては、7営業日ぶり安値となる1.1281まで急落しました。

ドル円、米中合意報道で急伸。2週間ぶり高値圏へ

ドル円日足

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