ドル円104円台半ばで小動き (17日午前)

17日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。

ドル円104円台半ばで小動き (17日午前)

ドル円104円台半ばで小動き

17日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。朝方104.56レベルで取引が始まったドル円は104.42-62と20銭幅の104円台半ばでの小動きに終始し、東京時間正午現在は104.50レベルでの取引です。
日経平均は一時29年5か月ぶりに26,000円台に乗せる場面もありましたが、その後は利食い売りに押されマイナス圏に沈む場面もあり、結局6円高のほぼ横ばいで午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場ではファイザー社に続いて、米モデルナ社もワクチンの治験で94%を超える有効性が得られたと発表、リスク選好の動きが強まりました。ドル円はモデルナ社のワクチン報道に米長期金利が上昇したことを受けて、一時105.13まで上昇しましたが、その後発表された11月ニューヨーク連銀製造業景気指数が不冴えな結果となったことで長期金利とともに下落104円台半ばに戻って方向感を失いました。

テクニカルにはドル円は本日104.67近辺の21日移動平均線と基準線(104.46)、転換線(104.43)に挟まれた比較的中立的な位置にあり、方向感は出ていません。ただ、上方向には105円台に一目均衡表の「雲」や90日線が控えているのに対し、下方向は転換線の下は103円台前半までサポートが無く、下方向のリスクがやや高めです。

モデルナ社のワクチンはファイザー社のものに比べ超低温での保管の必要がないなど、コロナ対応策としてはより有効と考えられるにもかかわらず株式市場の反応はいまひとつです。
欧米での足元の感染拡大への懸念や、連日日米の株価指数が高値を更新し続けていることからの高値警戒感があるものと思われますが、利食い一巡後に株価が再度上昇基調に復するか、注目されます。

ドル円104円台半ばで小動き

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